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浜名湖伝統漁法えびすき漁の極漁丸 > お知らせ・ブログ > えびすき漁 > 浜名湖えびすき漁のドンコ
突然ですが「ドンコ」って聞いたことありますか?道具を治すことを言うのですが、恐らく漁師以外の人でドンコって知ってる方は中々珍しいと思います(;^ω^)
漁師になりたての頃に先輩漁師(80代のお爺さん)に「ドンコって何でドンコって言うんですか?」と聞くと、「道具をこしらえる」がなまって「どんこしらえる」で「どんこ」になったそうです。ちょっと無理矢理感あるけど、先輩漁師が言うにはその人が産まれる前からドンコって使われてたそうなので歴史は古いです(‘◇’)ゞ
いよいよ静岡県浜名湖えびすき漁が5月1日から始まります。
そんな訳でえびすき漁のドンコに追われています(>_<)
その中でも特に大事なのがエビを採る網です。
こんな感じで穴が開いてしまっているものは全て網を新品に交換します。
不器用で家庭科の成績1だったので毎回毎回悪戦苦闘です( ;∀;)
浜名湖から遠州灘に出ていくエビを採るえびすき漁ですが、流れてくるエビやカニは寝ているような感じで水面をプカプカ浮いた状態で流れてきます。
エビはすくって暴れても全然大丈夫ですが、カニは結構大きく暴れると網が破れたりします( 一一)
その為比較的頻繫にドンコをしなければなりません(;^ω^)
しかし魚を捕まえるのだけが漁師の仕事ではありません、ドンコも大事な仕事、エビスキを楽しみにしていただいてるお客様の為にも頑張ります(‘◇’)ゞ